Ruby のお勉強 - for、while などのループ -

公開日:2014-12-21 更新日:2019-05-13
[Ruby]

for、while などのループ

i = 0
while true
  print i
  i = i + 1
  if i == 10 then break end
  if i == 5  then next end
end
0123456789
next は他の言語の continue と同じです。break は普通に使える。


i = 0
begin
  print i
  i = i + 1
  if i == 10 then break end
end while true
0123456789
条件を最後に持ってきて、必ず1回は処理をするループも書ける。


i = 0
until i >= 10
  print i
  i = i + 1
end
0123456789
until も普通に使える。


i = 0
begin
  print i
  i = i + 1
end until i >= 10
0123456789
whileと同様にループの条件を最後に持ってくることができる。


for i in 0..9
  print i
end
0123456789
0..9 は for のための書き方ではなく、範囲を意味するオブジェクトです。
ループ変数 i には、その要素の値が入る。


count = 10
for i in 1..count
  print i-1
end
0123456789
変数を使って範囲を指定することもできる。


for i in "A".."Z"
  print i
end
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
in の後ろは、数値にする必要はない。


from = 10
to = 100
step = 5
from.step(to, step) { |i|
    print i.to_s + ","
}
10,15,20,25,30,35,40,45,50,55,60,65,70,75,80,85,90,95,100,
他の言語の for に相当するものだと思う。


(10..100).step(5) { |i|
    print i.to_s + ","
}
10,15,20,25,30,35,40,45,50,55,60,65,70,75,80,85,90,95,100,
範囲オブジェクトを使っても同様にループできる。


list = ['A', 'B', 'C']
for i in list
  print i
end
ABC
配列もループして各要素を参照できる。


10.times do |i|
  print i
end
0123456789
ループする回数がわかっている場合は、このようにも書ける。


0.upto(9) do |i|
  print i
end
"A".upto("Z") do |i|
  print i
end
0123456789ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
開始と終了がわかっている場合は、こんな書き方も。
for でも同様に書けるので、for で統一した方がいいかも。


9.downto(0) do |i|
  print i
end

#コンパイルエラーになった  
#"Z".downto("A") do |i|
#  print i
#end
9876543210
これも for で書けると思うので、普通に for を使えばいいと思う。
また、文字のカウントダウンはできないみたいです。カウントアップはできるのに。。。