Python - パッケージのインポート(import)
公開日:2019-03-08 更新日:2019-11-14
[Python]
1. 概要
パッケージのモジュールをインポート(import)します。
2. 動画
3. パッケージにあるモジュールのインポート
フォルダ構成
mod1.py
mod2.py
「from パッケージ名 import モジュール名」でインポートします。
test.py
また、以下のようにしてインポートすることもできます。
├─ test.py (メイン)
├─ calc (パッケージ)
├─ mod1.py (モジュール)
└─ mod2.py (モジュール)
mod1.py
def add(v1, v2):
return v1 + v2
mod2.py
def mul(v1, v2):
return v1 * v2
「from パッケージ名 import モジュール名」でインポートします。
test.py
from calc import mod1
from calc import mod2
print( mod1.add(1, 2) )
print( mod2.mul(3, 4) )
また、以下のようにしてインポートすることもできます。
from calc.mod1 import add
from calc.mod2 import mul
print( add(1, 2) )
print( mul(3, 4) )
import calc.mod1
import calc.mod2
print( calc.mod1.add(1, 2) )
print( calc.mod2.mul(3, 4) )
import calc.mod1 as mod1
import calc.mod2 as mod2
print( mod1.add(1, 2) )
print( mod2.mul(3, 4) )
4.1 パッケージのインポート その1
__init__.py を使うと、パッケージから参照できるメンバーを指定できます。
また、__init__.py は、パッケージのインポート時に通常のスクリプトとして実行されます。
初期化処理やインポートするモジュールを動的に変更することもできます。
calc の __init__.py でインポートして、関数が calc の直下にあるようにみせます。
__init__.py
test.py
また、__init__.py は、パッケージのインポート時に通常のスクリプトとして実行されます。
初期化処理やインポートするモジュールを動的に変更することもできます。
├─ test.py (メイン)
├─ calc (パッケージ)
├─ __init__.py
├─ mod1.py (モジュール:add()関数を定義)
└─ mod2.py (モジュール:mul()関数を定義)
calc の __init__.py でインポートして、関数が calc の直下にあるようにみせます。
__init__.py
from calc.mod1 import add
from calc.mod2 import mul
test.py
import calc
print( calc.add(1, 2) )
print( calc.mul(3, 4) )
4.2 パッケージのインポート その2
__init__.py で、__all__ でモジュールを指定すると、import * により、まとめてインポートすることができます。
__init__.py
test.py
├─ test.py (メイン)
├─ calc (パッケージ)
├─ __init__.py
├─ mod1.py (モジュール:add()関数を定義)
└─ mod2.py (モジュール:mul()関数を定義)
__init__.py
__all__ = ["mod1", "mod2"]
test.py
from calc import *
print( mod1.add(1, 2) )
print( mod2.mul(3, 4) )