Python - yield
公開日:2019-03-12 更新日:2019-05-29
[Python]
1. 概要
yield の使い方です。
通常関数は return で処理を抜けますが、yield でも処理を抜けることができます。
yield を使って抜けた場合、次回は yield の次の行から処理が始まります。
これを利用して、論理的なリストのようなものを作成することができます。
通常関数は return で処理を抜けますが、yield でも処理を抜けることができます。
yield を使って抜けた場合、次回は yield の次の行から処理が始まります。
これを利用して、論理的なリストのようなものを作成することができます。
2. 動画
3. サンプル
yield の動作確認のためのサンプルです。
上記の no_list() は、以下のようにも書けます。
def no_list():
yield 1
yield 2
yield 3
yield 4
yield 5
for no in no_list():
print(no)
1
2
3
4
5
上記の no_list() は、以下のようにも書けます。
def no_list():
for no in [1,2,3,4,5]:
yield no
4. ジェネレーターについて
yield を含む関数は、戻り値としてジェネレーター(generator)を返します。
ジェネレーターの __next__() を実行すると、yield まで処理が実行され、yield に指定された値が返ります。
再度 __next__() を実行すると、前回の yield の次の行から処理が再開されます。
ジェネレーターの __next__() を実行すると、yield まで処理が実行され、yield に指定された値が返ります。
再度 __next__() を実行すると、前回の yield の次の行から処理が再開されます。
def no_list():
yield 1
yield 2
yield 3
yield 4
yield 5
g = no_list()
print(g.__next__())
print(g.__next__())
print(g.__next__())
print(g.__next__())
print(g.__next__())
print (type(no_list))
print (type(g))
1
2
3
4
5
<class 'function'>
<class 'generator'>
5. range() の実装
1つずつ増える range() を実装してみます。
def my_range(start_no, end_no):
no = start_no
while end_no > no:
yield no
no = no + 1
for no in my_range(1, 6):
print(no)
print("-----")
for no in range(1, 6):
print(no)
1
2
3
4
5
-----
1
2
3
4
5