Python - 辞書(ディクショナリー、連想配列、マップ)

公開日:2019-03-04 更新日:2019-05-29
[Python]

1. 概要

辞書(ディクショナリー、連想配列、マップ)は、キーを指定して値の設定と取得が行えます。
辞書を使う際に、変数名に dict や map は使用しないでください。
Python の組み込み関数である dict() や map() が使用できなくなります。

2.1 サンプル

data = {
	"name": "Taro",
	"age": 23,
	"address": "Tokyo"
} 

data["tel"] = "1234567890"
data["fax"] = "1234567890"

print(data["name"])
print(data["age"])
print(data["address"])
print(data["tel"])
print(data["fax"])

Taro
23
Tokyo
1234567890
1234567890

2.2 要素でループ

辞書の全ての要素をループして取得します。
for ~ in では辞書のキーが取得できるので、そのキーを使って値を取得しています。

data = {
	"name": "Taro",
	"age": 23,
	"address": "Tokyo"
}

for key in data:
	print(key + "=" + str(data[key]))

name=Taro
age=23
address=Tokyo

2.3 要素の削除

要素の削除は、配列の時と同様に、pop() を使います。
また、del を使っても削除できます。
data = {
	"name": "Taro",
	"age": 23,
	"address": "Tokyo"
} 

data.pop("age")
#または del data["age"]

print(data)
{'name': 'Taro', 'address': 'Tokyo'}