Ruby のお勉強 - 範囲オブジェクト(Range) -

公開日:2014-12-22

範囲オブジェクト(Range)

ソース
for i in 0..9
  print i
end
実行結果
0123456789
範囲を示すオブジェクトで、配列ではない。
1..1000 とやっても、1000個要素が確保されている訳ではない。
また、[0..9] とすると、配列の要素として範囲オブジェクトを持つことになるので、要注意。


ソース
p (1..5).first
p (1..5).last
実行結果
1
5
範囲の最初と最後を取得できる。


ソース
p (1..5).first(3)
p (1..5).last(3)
実行結果
[1, 2, 3]
[3, 4, 5]
first()、last() に引数を渡すと、指定した数分の配列を生成して返してくれる。


ソース
array = [0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]
print array[3..5]
実行結果
[3, 4, 5]
配列の指定した範囲を取り出すことができる。
同様に、何かの関数に範囲を指定する場合は、範囲オブジェクトを使って渡してあげるとわかりやすい。


ソース
array = [0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]
print array[5..-1]
実行結果
[5, 6, 7, 8, 9]
-1 は最後を意味する。
0.. や ..9 のように、片方だけ指定することはできない。


ソース
if (0..100).include?(12.345) then print "OK1" end
if (0..100).include?(100.1)  then print "OK2" end
実行結果
OK1
include?を使って、数値が範囲内かチェックできる。
実数も判定してくれるので、内部では、最小値 <= 値 <= 最大値 で判定してると思われる。ループして要素を調べている訳ではなさそう。


ソース
range = ("a".."z")
p range.include?("aaa")
p range.include?("yyy")
p range.include?("z")
p range.include?("zaa")
実行結果
false
false
true
false
include?() に文字列を指定した場合は、完全に一致したものが含まれている場合に true を返す。


ソース
range = ("a".."z")
p range.cover?("aaa")
p range.cover?("yyy")
p range.cover?("z")
p range.cover?("zaa")
実行結果
true
true
true
false
文字列が範囲に含まれているかチェックできる。
上記の場合、最後は z になるので、z に何か文字を付けると、全て範囲外となる。


ソース
p "z".next

range = "a".."aa"
p range.cover?("aaa")
p range.cover?("yyy")
p range.cover?("z")
p range.cover?("zaa")

for i in "a".."z"
  print i
end
print "\n"
for i in "a".."aa"
  print i
end
実行結果
"aa"
false
false
false
false
abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
abcdefghijklmnopqrstuvwxyzaa
next を使って、"z" の次は "aa" だと言うことがわかる。
但し、("a".."aa").cover?() を使うと、全て false になってしまう。
p ("a".."z").cover?("aa") は true。
文字列の範囲チェックをする場合は、予期しない動作になるかもしれないので要注意。