Python - yield

公開日:2019-03-12

1. 概要

yield の使い方です。
通常関数は return で処理を抜けますが、yield でも処理を抜けることができます。
yield を使って抜けた場合、次回は yield の次の行から処理が始まります。
これを利用して、論理的なリストのようなものを作成することができます。

2. サンプル

yield の動作確認のためのサンプルです。

ソース
def no_list():
    yield 1
    yield 2
    yield 3
    yield 4
    yield 5

for no in no_list():
    print(no)

実行結果
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3
4
5

上記の no_list() は、以下のようにも書けます。
ソース
def no_list():
    for no in [1,2,3,4,5]:
        yield no

3. ジェネレーターについて

yield を含む関数は、戻り値としてジェネレーター(generator)を返します。
ジェネレーターの __next__() を実行すると、yield まで処理が実行され、yield に指定された値が返ります。
再度 __next__() を実行すると、前回の yield の次の行から処理が再開されます。

ソース
def no_list():
    yield 1
    yield 2
    yield 3
    yield 4
    yield 5

g = no_list()

print(g.__next__())
print(g.__next__())
print(g.__next__())
print(g.__next__())
print(g.__next__())

print (type(no_list))
print (type(g))

実行結果
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<class 'function'>
<class 'generator'>

4. range() の実装

1つずつ増える range() を実装してみます。

ソース
def my_range(start_no, end_no):
    no = start_no - 1
    while end_no > no + 1:
        no = no + 1
        yield no

for no in my_range(1, 6):
    print(no)

print("-----")

for no in range(1, 6):
    print(no)

実行結果
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-----
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