第7回 オブジェクトとXMLファイルの相互変換

公開日:2018-05-17 更新日:2019-05-14

1. 内容

1. SerializeUtilsクラスの追加

オブジェクトをXMLに変換(シリアライズ)したり、XMLをオブジェクトに変換(デシリアライズ)するためのクラスです。
アプリのConfig用のXMLファイルを簡単に読み書きするために使用しています。

2. フォームの位置とサイズの保存と復元

フォームの前回開いていた位置とサイズを保存して、次回起動時に前回と同じ状態で表示するようにしました。

3. テストフォルダのゴミ削除対応

読み取り専用ファイルがあると、テスト実行後にTestResults配下のテストフォルダが残るため、
TextFileTests.LoadTest() で読み取り専用を解除するようにしました。

4. ポップアップメニュー対応

ポップアップメニュー(右クリックメニュー)により、切り取り、コピー、貼り付けが行えるようにしました。

5. アプリ起動時にファイル指定

コマンドライン引数により最初に開くファイルを指定できるようにしました。
  1. EXEにファイルをドラッグ&ドロップ
  2. 送るメニューによりファイルを指定(送るフォルダにEXEを配置する必要がある。shell:sendto)
  3. ショートカットの引数により指定

2. 動画



3. 画面

画像1

4. 今後の課題

1. 検索・置換

検索と置換が行えるようにする。

2. ドラッグ&ドロップでファイルオープン

エクスプローラーからファイルをドラッグ&ドロップしてファイルを開けるようにする。

3. その他

grep、選択した数式の計算、大文字・小文字変換、半角・全角変換、10進数・16進数の変換、インデント調整、タブ化、ファイルツリー・リストを付けた3ペイン構成にする、プラグインでテキストの加工を行えるようにする、プラグインでカレンダーをつけて日記をつけられるようにする、などなど。

ダウンロード

ver実行ファイルソース
1.0.6
2018/05/17
ncm_1_0_6.zipncm_1_0_6_src.zip